チラシ裏の落書き

δのゲームなり好きな物やらを書くだけの廃棄物集積場

WGRDにおけるMiG-29について①

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 こいつがMiG-29だ。やっぱMiGは最高だね!! MiG-29は小型軽量、ソ連流体力学がフルに生かされた空力性能の優れたデザインで、前線用戦闘機として配備された。野戦飛行場からも離陸でき、レーダーやエンジン、機関砲は簡単に交換できる。またMiG-23、27等の後継機として当時の条約機構軍のあらゆる兵装を搭載できた。発展型や派生機も多く、最近もISISを基地やら空母から殺しに出撃したりとここまで書いた限りかなり優秀に思える。どこの戦闘でもパッとした戦果がないがな

 そんなMiG-29だが冷戦を舞台にしたWGRDで登場しない訳がない。ソ連兵器がしっかりと活躍できる本作では、条約機構軍の尖兵としてNATO空軍を蹂躙する!!

と言いたいところであるがイマイチパッとしない。(※使えない訳ではない)著者としては非常に不満なので、とりあえず実装されている機体をまとめ、その後意見を言う感じで書いている。※書いてるうちに長くなったので二部構成の予定で

  

それでは所属する国家ごとに書いていこう。

 ソ連 

 早速の本国軍仕様であるが、海軍枠のMiG-29Kを含めて三種類しかいない。もっと出せよ!!

  • MiG-29S 

 

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 130コストので500キロ爆弾を四つ積んだマルチロール枠だ。S型は9.13規格の性能向上版の意味、指揮官型ではない 取り回しは悪くない。赤外線AAMで面倒なヘリは狩れるし、区画をしっかり指定してやれば歩兵も削れる。ECMを活かして少し深入りし、火力支援や補給中の後方の敵車両などを狙える。まさに前線戦闘機といった機体だ。

 ちと搭載量が心許ない点が気になるが悪くはない。こーゆーとこだよ、だからフランカーに負ける 爆撃機のSu-24の生還率が気に入らない人は入れ替えを検討してみてはいかがだろうか?

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  • MiG-29M

 

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 145コストの同じくマルチロール枠。Mは近代化改修という意味。規格番号は9.15。ソ連機はバカみたいにアルファベットを順番に付けていく米軍機と違ってわかりやすくていいな!!さて、こちらはクラスター爆弾、BVRミサイルを搭載する。このクラスターがなかなか曲者で、禁止条約が無いのにこのゲームでは歩兵にダメージが入らないのだ。おまえら冷戦中だろ、ふざけてるのか?

 FF属性のミサイルを活かして防空戦闘機として使うだけにしては高いし勿体無い。結果として開発遅れの納期も守れない無能憎きスホーイ会社存続してたの?と疑いたくなる超音速VTOLのヤコブレフの戦闘機に制空戦闘を明け渡すことになる。

 ただ妙な能力がある。何故かステルスなのだ。ソビエトの優秀な科学力により、アメリカとは異なるアクティヴ・ステルスが実現したのだ!!という事にしよう。

この能力とECM(ジャミングしたら位置ばれると思うんだがなぁ)クラスターを活かしてマップの端を通過し、大回りで敵本陣の重砲やCVを破壊できるかもしれない。余談だが私は昔ランクで成功させた事がある。負けたけど)

 と言う訳で個性はあるけどいかんせん使いにくいため上記のMiG-29S以上にデッキに入る事は少ないと言える。

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  • MiG-29K

 

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 割愛するか迷ったけど海戦することもあるし、デストラ海戦で使う人が割といるので書くことにする。K型は艦載機型を表す。ややこしい話だが最近シリアで空母から発艦してたK型とWGRDで出てくるK型は文字は同じでも規格が違う別物だ。WGRDの方は1980年代後半に完成してる。Su-35とかもそうだけどソ連機の種別はややこしいな!!

 さて肝心のユニットとしての評価だがぶっちゃけいらない。てか使いようがない。対艦攻撃能力は高いのだがいかんせん対艦ミサイルの射程が短すぎて敵艦を沈めるが自分も撃墜されるor撃つ前に撃墜されるの二択だ。特別攻撃隊の戦略思想に憧れてるなら使ってみては?

敵艦が孤立してる等では生還できるかもしれないが、艦隊は密集するのが基本だ。これに190コストを払うなら大人しくフランカーを買おう。フランカーならBVRミサイルも積んでるので防空戦もできるしね…。

 

東ドイツ

  • MiG-29 9-13S

 

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 コスト150。社会主義の優等生の東ドイツは当然のように優れた戦闘機、MiG-29を運用し、西側の物より高性能と言われたR-77を装備している。ゲーム中の名前は違うが形式はソ連のS型と同じ。24機配備された。ちなみにドイツ統一後もMiG-29Gとしてしばらく使ってた。ドイツからは退役したが機体はポーランドに格安で譲って現役。破格の条件の理由はドイツの整備を受けたため。Win-Winな契約だ

 さてユニットとしての話だがスペックは優秀。BVRミサイルと赤外線ミサイルを積んで、良好なECMと旋回半径で東ドイツデッキならば活躍できるだろう。 この微妙な言い方をしたのは理由があり、このゲームだとFF属性のミサイルよりSARH属性のミサイルの方が射程が長く、よく使われるためだ。機体性能は変わらず命中率は同じ、ミサイルの破壊力は勝るしコストも安いし普通そっち使うよね

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 このため後述するポーランドのMiG-29の方が使い勝手で勝るため東欧デッキだと使用されることは多くない。実戦ではFF属性のミサイルが圧倒的に優位なのだがこれはゲームだ。このため最新鋭のR-77ミサイルを持ち、その性能が評価され、それを運用できる東ドイツのMiG-29はF-16に対して優位であると評価されていたが、このゲームにおける東ドイツのMiG-29はランカー御用達のノルウェーのスパロー搭載F-16に苦戦することになる…。

 

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 書いてたら予想以上に時間がかかったので残りは②の方で